昭和40年代生まれ 懐かしさを細々と

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マジソンバッグ

”ギフトモールから引用”

昭和40年代生まれのそこのあなた、懐かしいバッグを覚えているでしょうか?

そう、それはチョンバッグことマジソンバッグです。

なぜバッグに「マディソン・スクエア・ガーデン」という文字が描かれているか分かりますか?

 

昭和40年代は、JUNやVANなどアメリカンカジュアルブランドは英文字の綴った服が流行っていた時で、それをバッグに取り入れたいとの意見が開発担当から出ました。

ただ、やみくもに英文字を入れるのもどういうものか。

そこで出た意見が「誰もが望む『かの地』」を表現してみたらどうかでした。

かの地というのは40年代、日本で野球とともに人気のあったスポーツ、プロレスの堂宇

「マディソン・スクウェア・ガーテン」

そこが選ばれたのは、力道山の活躍が大きいからでした。

1950年代~60年代にかけ、力道山という超超スーパースターが日本のプロレス界を圧巻 していました。

力道山の活躍は国内レスラーだけでなく、外国人レスラーまで倒していて、戦後の復興への憧れでもありました。

そのプロレスでの活躍をアメリカ版の競技場に移し日本風に表現することで、初めて販売されたマジソン・バッグになったのです

レスリング、ボクシング、フットボールの他にもバスケットやアイスホッケー、ラクロスなども行われております。

更にはコンサート会場としても使われており、その偉大さを認識してのデザインになったのでしょう。

 

例えれば、アメリカ人が「両国国技館」とか「国立競技場」とか書いてるバッグを持ってるのと同じことですねw

 

発売初年度は1968年で、当時の定価は2500円だそうです。

現在に換算すると、約6000円!

当時は高価だったんですね。

私はおばあちゃんに買ってもらいましたが、もっと安かったような気がします。

 

うちの学校は厳しかったので、ちゃんと学生カバンを背負って肩にマジソンバッグを掛けるといった、なんとも恥ずかしいカッコをしていましたw

 

材質は布と言うかナイロンと言うかが主流でしたが、後に革素材も発売されます。

確か中には弁当とジャージ、雑誌なんか入れて学校に行ったような気がします。

 

てっきり廃盤になったと思っていましたが、今でも売り出してました。

復刻版なのかもしれません。

 

 
80年代からは時代の流れか、徐々に下火になり姿を消していきます。
過去に再販の要望があり、2度期間限定で発売されたことがありました。
現在では女性でも使えるようにサイズも小さくなり発売されています。