昭和40年代生まれ

懐かしさを細々と

チロルチョコ

”メーカーホームページより”

 

チロルチョコが売られ始めたのは、多分小学4、5年の頃だと思います。

いつも行ってた商店wで「見たことないお菓子を売ってる」と思ったのを覚えています。

 

でも発売年月は1962年なんですね。

それも西日本メインだったそうです。

 

東日本には販路が無かったそうです。

だから私が見たのも遅かったのでしょう、東日本ですから。

 

そして驚いたのが会社名です。

もともとは松尾製菓株式会社で販売していたチロルチョコですが、2004年にチロルチョコの販売部門を新しく設立し、「チロルチョコ株式会社」となりました。

 

子供の頃は会社名なんて全く気にしていませんでしたが、チロルが会社名になる程売上が伸びていたようです。

 

会社の売上は50億、そのうち7~8割がチロルチョコで占めてるそうです。

ということは、3.5億~4億個売れてると思いきや、今は1個20円なんですってね。

知りませんでした!

 

知らぬついでにもう一つ。

チロルは過去に値上げされていたそうです。

もともとはひと口サイズを3つ山連ねた形で販売し始めていたそうですが、オイルショックによる原料高騰により値上げしたところ販売不調となり、3つ山だったチロルを1つ山にして価格を10円に戻したところ、復調したそうです。

”日経XTRENDより”

 

私が見た頃はもう一つ山でしたので、値下げした後だったようです。

 

ちなみに「チロル」という名称は、社長の松尾氏がオーストリアチロル地方を訪れた時に感じとった、「大自然の爽やかなイメージから」チロルと名付けられそうです。

確かにヨーローッパを感じさせるデザインですね。

 

値上げ、値下げをくぐり抜け、80年代にはビスケットタイプが販売されます。

そして90年代には大人気のミルク味が発売、定番商品となります。

 

チロルチョコには期間や数量限定商品などを含めると400種類を超える品種があるそうです。

定番商品のコーヒーヌガー、ビスケット、ホワイト&クッキー、ミルク、ストロベリー、アーモンドを筆頭にし、年間20〜30種類の新商品が今でも誕生しているそうです。

 

 

今度酒のつまみに買ってみますね。

何十年ぶりに味わうチロルはどんな味なんでしょうか。